血流測定は、早稲田大学 人工気象室にて室温21℃、湿度50%の条件で実施。
モニターになっていただいたのは、10代~80代までの男女15名。

入室後15分間安静な状態を保ち、心拍数を安定させてから何もない状態で一回目を測定。
その後スリッパを履いたままプラセボフローリング※に足を置く方法で、入室25分後、35分後、50分後の血流を計測。さらに10分間の休憩を取ってから、何もない状態で計測した後、同じくスリッパを履いたままJust Touchフローリングに触れた状態で入室70分後、80分後、95分後の血流を測定する方法で比較検証を行った。

人工気象室の室温が少々肌寒く感じる21℃に設定されていたため、入室してから60分間に体が冷えて末梢血管が収縮し、血流の流速が徐々に低下していったが、入室70分後Just Touchフローリングに触れると一気に入室直後の流速まで回復した。その後の25分間も若干流速は下がってはいるが、入室直後を上回る結果となった。

Just Touchフローリングに触れる前と後の検証では、平均して20%以上の流速上昇効果が見られた。また、入室60分後と70分後Just Touchに触れた後の検証で流速上昇効果が見られた例は、15例中13例あり、うち6例は2倍程度の上昇を示した。

※プラセボフローリング:血流改善効果のないもの

データ

上記のデータから、年齢性別に関わらず血流が良くなったことが推測されます。

識者からのコメント

Just Touchフローリングにスリッパを介して足裏だけが接する状態で血流量増加効果があったということは、資材の機能としては大変強力かつ特徴的であり、Just Touchフローリングの効果は驚くべきものである。

もともと血流の速度が速かったモニターについて、さらに流速上昇効果があったという点では、誰でもJust Touchフローリングの血流流速上昇効果があり、この効果を得られる人が非常に多いことが想定される。

総括として、Just Touchフローリングの上で過ごすことにより、全例に何らかの血流増加を示唆する所見が見られたことから、末梢の血流増加効果があると考えられる。

協力
NPO法人 毛細血管・研究会理事長
順天堂大学医学部 人体病理病態講座 非常勤講師
帯広協会病院 病理診断科 検査主任部長 医学博士
三浦一郎先生